2001年08月12日 第1回 平石杯・総会
去る8月12日、新潟高校剣道場にて第1回平石杯争奪剣道大会及び合同稽古が行われた。
「平石杯」とは、故平石先輩御遺族より母校剣道部に御寄付を頂戴し、この用途について、関崎会長、村島副会長始め事務局の協議の結果、近隣高校(新潟高校、新潟商業高校、新潟中央高校、新潟青陵高校)との女子の親善剣道大会を開催し、優勝校にはガラス製の豪華な優勝カップ(平石杯)が送られることになった。
大会開会式は宗村信明氏(88回)司会のもと、関崎会長より大会会長の挨拶続いて村島副会長より平石杯の説明が語られた。選手宣誓は母校剣道部主将の渋谷史(2年)によって高々に宣言され、試合が開始された。試合方法は5人制3分引き分け4校総当たりリーグ戦によって行われ、記念すべき第一試合は新潟高校対新潟商業の古豪同士の戦いとなった。母校開催とたくさんの大先輩を前にしての試合であったためか、硬さが見られ0-3で初戦を飾ることはできなかった。二試合目の新潟中央戦は、1-1の全くの同数で大将戦にもつれたが接戦の末敗れてしまった。何とか一矢報いようと迎えた新潟青陵戦、先鋒の主将渋谷が開始早々2本立て続けにとり、その流れを断ち切ることなく誰一人負けずに2-0で初勝利を納めた。試合は結局新潟商業が優勝し、新潟高校は3位であった。閉会式において成績発表の後、関崎会長より平石杯及び表彰状が新潟商業に送られ、村島副会長より閉会の挨拶で締めとなった。初めての大会ということもあり多少不安視されたが、大会関係者、現役男子部員、OB及び事務局の協力のもと無事終了することとなった。OBによる合同稽古が行われ、例年にない盛り上がりを見せた。
夜はイタリア軒にて総会が行われ、「平石杯」剣道大会の成功を祝しながら会員一同の親交を深めた。