2003年08月11日 第3回 平石杯 親善剣道大会
去る8月11日に第3回平石杯が新潟高校武道場にて行われた。
試合方法は昨年と同様、近隣4校による5人制の女子団体、リーグ戦。
開会式では、2年の山際が選手宣誓をし、試合開始となった。
青山は初戦、対新潟青陵戦。1-0で負けている状態で、副将山際が鮮やかに2本決め、試合を逆転し、大将につなげた。大将佐藤も確実に引き分け、結果1-1の本数勝ち。大事な初戦を僅差でものにした。
続く対新潟中央戦。といっても、中央は人数が少ないため、次鋒、中堅、副将に青山のメンバー高橋、本間、斉藤を加えた混合チームで戦った。先鋒青柳が、気合十分といった試合の中で、2本勝ち。続く次鋒は川瀬対高橋の青山対決。お互い決まらず、引き分け。中堅、石田対本間は石田の1本勝ち。副将、内藤対斉藤は、内藤の2本勝ち。大将の佐藤が1本勝ちで締め、結果、4-0で青山の勝利。
迎えた最終戦は、過去2回優勝の対新潟商業戦。勝ったほうが優勝という緊迫した状況の中、先鋒、次鋒と引き分け、中堅の川瀬が上段からあざやかに1本決め、チームを盛り上げた。続く副将佐藤が初太刀に1本取られるも、その後2本取り返し、勝利。大将山際は引き分け、結果2-0で青山が勝った!
開催校として、ついに悲願の初優勝を収めた。表彰式では、選手の表情に満足そうな笑みがあふれていた。
今回は3年生引退後の新チームでありながら、青山はチームワークのよさが光っていたと思う。このよさを、これからの大会でも発揮し、上位入賞を狙ってほしい。(佳)
〔試合結果〕 優勝・新潟高校(初)、準優勝・新潟商業、3位・青陵高校、4位・新潟中央高校